Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆 ネタバレあり

こんにちは、umituki02です。

Re:ゼロから始める異世界生活 劇場版 氷結の絆について

感想書いていきたいと思います。

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エミリアとパックの出会いの物語

11月8日公開の今回の劇場版ではストーリーのヒロイン、エミリアとその契約精霊パックとの出会いの物語。

アニメや小説家になろうで知っているエミリアを考えると、

エミリアって相当ハードな人生送ってきたんだなぁって感じますね。

で、エミリアがハードライフを送っているのは

アニメを見ていてもわかることではありますが、

パックもエミリアと契約するまでに色々あったんですね。

 

魔女の血統

銀髪、長い耳、紫紺の瞳。

嫉妬の魔女の特徴を受け継いでいるエミリアは人々から畏怖の対象として

見られています。

今作では雪山でモンスターに遭遇した家族を持ち前の魔法をもって

助けたまではいいものの、結局その特徴をから

かえって怖がらせることとなってしまいます。

きっついですよねこんなの。

だって助けてあげたんですよ?

命の恩人ですよ?

泣きながら謝るぐらいのことされてもいいと思います。

エミリアには家族はいません。

ロズワールの屋敷に行くまでは雪山の山奥で一人暮らしです。

誰にも認めてもらえず、暗い森の中で一人で眠らなければならないなんて。

 

エミリアにとってのパックの存在

終盤ではパックのことをお父さんと呼ぶエミリアが描かれています。

パックは精霊ですから、常に存在を実体化させているわけではありません。

だいたいエミリアに呼ばれてから実体化をかけるようですが、

よばれても実体化せず、エミリアが不安気な表情をするシーンが描かれています。

このシーンで表現されているエミリアの心情が、

お父さんという一言で物語られていますね。

家族のいないエミリアにとってパックの存在がどれだけの大きさだったのか、

お父さんと呼ぶシーンで、ちょっとうるっとしました。

 

終焉の獣

パックの本来の姿は終焉の獣という、めっちゃ強い精霊。(?)

いつもはエミリアを怖がらせないためなのか、

それとも本来の姿がでかすぎるからなのか、

普段はとっても愛くるしい猫の姿でふよふよ浮いてますね。

そんなパックさん、リゼロの世界の中ではもうめちゃつよな存在のようです。

原作者である長月達平先生がそうファンからの質問に返答されてました。

白鯨より強いらしいです。

そんな本気でブチ切れたパックさんの戦闘シーンが劇中で描かれています。

世界の調停者を名乗る馬の姿をした存在にエミリアが追い詰められてしまうんです。

魔女の系譜を継ぐエミリアは殺さねばならない、みたいな勢いで。

最初はかわいいモードで戦闘に臨むんですが、

油断して相手から攻撃をもろに受けてしまうんです。

瀕死の状態に陥ってしまうパックに涙するエミリア

そこでパックはエミリアに自らと契約することを持ち掛けます。

 

エミリアとパックとのかけあい

エミリアを守護することが目的だが彼女に近づきすぎてはならないと

パックはなにものからかの指示を受けていたため

いままでパックからは契約を持ち掛けられなかったらしいです。

パックにこういった指示を出した存在は、

今後リゼロのストーリーの展開に大きく影響を与えてくるんでしょうね。

契約を済ませたパックさんは本来の終焉の獣の姿へと変身します。

おおきくなっても、ネコ科でした。

ネコがライオンになったようなそんな感じ。

終焉の獣の姿はアニメの方でも描写はありましたね。

あの時はスバルが凍らされていたような記憶があります。

調停者を倒したパックとエミリアは、その戦闘の傷跡を大きく残したままの

雪山を照らす夕日を見ながら語らっていました。

ここでパックはエミリアのことを初めて、

リアと呼ぶようになります。

これによって二人の関係は深まりより強い絆で結ばれたわけですね。

 

おわり

今回のストーリーはエミリアとパックの過去のエピソード。

作中の終盤で現在の時間線に戻り、

ロズワールの屋敷での日常が描かれています。

EMTなエミリアたん。

雪山に孤独にひとりの毎日を過ごしていた彼女でしたが、

あったかいリゼロ主要メンバーに囲まれていました。

よかったねぇエミリアたん。涙

余談ですが、久しぶりにしゃべっているレムをみて

またちょっとうるっとしてしましました。

umituki02は小説家になろうでもリゼロを読んでいるのですが、

あんな元気なレムを見れたことが大変うれしいです。

 

ではありがとうございました。